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May 26, 2005

Macの起動音を作った男の話
TINY MUSIC MAKERS: Pt 4: The Mac Startup Sound

 Intelのジングル作者の話に続く、Music Thingの企画記事。

 現行の起動音は、91年発売のQuadra 700のものをベースにしているらしい。音源はKorgのWavestationで、単純なCメジャーコードとのこと。

 音のコンセプトが「I wanted to avoid a sound that would be associated with the crash. I wanted it to sound more like a "palette cleanser"(マシンのクラッシュに関連した音じゃなくて、絵を描くときに使う筆洗液みたいなニュアンスにしたかった)」というのが、とても納得。

 実は年代や機種で微妙に違っていた起動音を、97年にジョブスが復帰したときに統一したという逸話が面白い。

 あと、この起動音をサンプリングしてベースに使っているTransformer di Roboterの曲「Stranger in Moscow」というのは全然知らなかったなぁ。



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