タイトルではオンラインとなっているけど、実際にはケーブルテレビ等も関係あるらしい。この話の肝心なところは、「オンデマンド形式による配信サービス」のみが対象であるという点。どうやら、MTV等のプログラム番組は今のところ対象外になっている。なかなか微妙なところだけど、この方針は当然ながら日本にも影響を及ぼすはずなので、今後の動きを注目したい。

　それにしても、さすが金持ちのマイクロソフトはスゴイというか、早々と金を払うことに同意しているらしいのが、なんともはや…。

　ちなみに、日本語抄訳はコチラ。原文で触れられているのに、抄訳で省略されている内容としては、LaunchやAOL Music等のオンデマンド形式によるビデオ配信が、現在のアメリカではラジオ並みに重要なプロモーション媒体になっているというコメント（アメリカで音楽を売るための一番大切なメディアはラジオ）。あとは、現在の参考データとして、AOL Music（オンラインサービス）が週間で最大400万ビュー、Time Warner Cable（ケーブルテレビ）のオンデマンドプログラムが月間約800万ビューと記されている。