ITmediaが取り上げたロイター配信の翻訳記事。

　これを読むと、音楽で商業的に成功するためにレコード会社を必要とする時代は、もはや終わりに近づいたのかもしれないと思わせるものがある。もちろん、全ての音楽ジャンルでこの方式が成立するとは思えないけれど、世間から「マニアック」という言葉で表されるようなジャンル・楽曲で活躍しているアーティストならば、積極的にこういった手法を見習って、単に真似をするのじゃなくて、自分達に合った方法を見つけるべきだろう。

　記事の中身でちょっと驚いたのは「レコードの製作費は8万7000ドルかかった」という部分。打ち込みが当たり前な今時のレコード制作予算としては破格に高額。まぁ、フルオーケストラをフィーチャーしてる作品なので、スタジオ代とかも考えれば、実はかなり安いという話でもあるのだけど、普通の貧乏な新人アーティストには真似できない世界だよなぁ（笑）。

　Maria Schneiderに興味のある人は、彼女自身のWebサイトへ。