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October 26, 2004文化的鎖国はDRMから始まる
PC Watchのコラム記事で「手探りの『Windows Media Player 10』」というのがあった。なかなか深い内容なので、是非ともリンク先の記事を読まれることをお薦めします。ここではとりあえず、一番の鍵となる部分を以下に引用:
ユーザーにとって重要なのは、今お金を払ってできることとできないことであって、将来のDRM技術が可能にすることではない。CCCDが廃止されても、すでに手元にあるCCCDが普通のCDになるわけでも、普通のCDと交換してもらえるわけでもないように、将来高度なDRMのサポートが行われたとしても、すでに購入したコンテンツの制限が変わるとは思えないからだ。たとえ高度なDRMが可能になったとしても、DRMによる制限の異なるデータを管理していく面倒くささを考えると、はっきりいって筆者は敬遠したいと思う。結局、CCCDが廃止せざるを得なくなったように、DRMの扱いももっと柔軟で単純なものに統一しないと、いつまでもDRMのないMP3が標準として残っていくのではないだろうか。結局、ここでの大きな問題点は、DRMを提供する企業側もユーザーが何を求めているかを十分判った上で、それを棚上げにしたまま突き進んでいる確信犯ってことなんだよねぇ。レコード輸入権問題が立ち上がった時に、多くの人が「文化的鎖国」を危惧したけど、DRMに関しては、残念ながら既に鎖国が確立してしまった感が強い…。 ちなみに、2ちゃんねるの「MSNミュージックが20日から日本でも開始」というスレッドで「MSN Musicの日米比較(未完成) 」という面白い投稿を見つけたので、以下にコピペ: ■米国このデータは、書いた本人も未完成ですと断っているので正確性に欠けるけど、まぁ、これを見る限り、日本のユーザーは完全に馬鹿にされてます。誰が馬鹿にしてるのかと言えば、MSというよりは、MSにこういう内容を強要した誰かさんだよね(笑)。 |
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