45％って、すごく大雑把にとらえると、国民年金加入対象者のほぼ2人に1人は払ってないということだよね。かなりスゴイ話。実質的な革命騒ぎだよ、これは。

　それにしても、どうしようもないなと思うのは、こういう事態になった理由を政府は単に督促業務が上手く機能しなかったからと考えている点（笑）。その前に、どうして払ってもらえなくなったかをちゃんと検証・考察すべきなんだけど、そういうことは一切やらないよね。信用するに足るシステムとして機能していれば、誰も未払いなんてしないはずなんだけどさ。

　Yahoo!ニュースには年金問題をまとめたページがあるのだけど、こうやって見出しを並べて見るだけでも、かなりトンデモナイことになっている。

　このままだと、日本の年金は、破綻したまま徴収制度だけが強化されて、とんでもないシステムになっていきそうだ。例えば、いつのまにか徴収対象年齢の上限が70歳で給付開始年齢は80歳に引き上げ（もちろん元国会・地方議員および役人は例外とする）とか（笑）。マジな話、音楽がどうのなんて言ってられない社会がすぐそこまで来てる訳で、非常に暗いですよ…。