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August 05, 2004

偽ブランド品や海賊版の購入、容認派が反対派上回る

 内閣府のホームページをうろうろしてみたんだけど、この記事の元ネタとなる調査結果がどこにあるのか見つけられなかった。

 それにしても、政府の世論調査に対して、模造品の購入は「『正規品より安い』『正規品にはないデザイン・仕様がある』を理由に、『仕方ない』と答えた人」が40.2%もいたという事実自体、政府がなめられてる証拠だね。オレならそう思っていても、国の調査に対してそんな風には答えないと思う(笑)。

 昔、東南アジアの某国へ旅行した時に、LVのロゴで有名なブランドのコピー品が大量に売られていた。個人的には全然興味なかったのだけど、あの柄を全面にプリントした「絶対にあり得ない」スーツがショーウィンドウに飾られていて、それにはかなり物欲を刺激された。もっとも着る機会がまずないし、税関で見つかったら没収されるのを知っていたので、買うのは諦めたけど。今思えば、こういう条件が、「正規品にはないデザイン・仕様」なので「仕方ない」から買ってしまうということなのだろうか? ちょっと違うような…。

 日本国内での偽ブランド品や海賊版等の販売は問題だと思うけど、その理由は、著作権を侵害するからじゃなくて、そういうインチキな商品の売り上げの多くが暴力団やマフィアの資金源になっているから。もっとも、中国あたりじゃ、そういう違法コピーが普通の商売みたいで、この話なんてスゴイよ(笑)。



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