家に帰ってきて某巨大掲示板をサラッとのぞいたけど、全然盛り上がっていなかった（笑）。

　で、コイツがその携帯端末らしい。かなりデザイン的にも頑張ってる感じだね。当のアメリカでどう受け入れられるのか非常に気になるところ。

　さて、ここでちょっと真面目な推察をするに、おそらく日本の「着うた」システムを欧米や東南アジアの携帯電話会社へ売り込もうという動きがあったと思うんだよね。だけど、それは、今回のAppleによる携帯電話へのiTunes導入ですべてご破算。まぁ、着うたデータをダウンロードするために高いパケット料金を払うというビジネスモデルは、合理的（＝ケチ）な欧米人にはどちらにしても受け入れられなかったとは思うけど。

　PC＋インターネットベースなiTunesを使って、iTMSで買ったデータや自分の好きなCD音源を携帯電話に取り込めるというのは、すごくスッキリしていてユーザーへの訴求力が高いはず。おそらく、中国でもこっち系のシステムが一気に普及するだろうから、着うたは日本独自のビジネスで終わる未来が見えてしまったとも言える。着うたによる経済効果を期待していた関連会社にとっては深刻な事件なんじゃないかな…。

　あとは、Mac Rumorsの記事によると、AppleのDRMシステム「FairPlay」がサードパーティ製ハードウェアに正式ライセンスされる初の事例になる点が大きな注目点だとのこと。なるほどね。