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February 10, 2004

 Googleで検索してたら、MP3再生対応ポータブルCDプレイヤーでこんなものがヒットした。

 セールスポイントの1つが、「コピーコントロールCD(CCCD)再生対応」ってことになってる。面白いのは、但し書きとして、「2002年3月までに発売されたCCCDで確認したもので、今後発売されるCCCDの再生を保証するものではありません」と書かれているあたり。さらに、もうこの商品は生産終了になっていたりもする(笑)。

 Webで見る限り、このメーカー、この機種以外にはCCCD再生対応プレイヤーは生産してないみたいだ。常識的に考えると、日本国内で売られている音楽ソフトの大半がCCCDになろうとしている状況にあって、対応機種の生産を終了してしまうのその理由は不明。もしかして、やっぱりCCCD再生対応というのは無理があったのかな?

 さらに、今からちょうど1年前のニュースで、「未知の“コピーコントロールCD”に対応できるリファレンスデザインが登場」なんていうのもあったけど、これもその後大きな話題になっている気配はなし…。

 いまだにハードウェアでの再生が明確に保証されないまま、これからもどんどんコピープロテクトされたソフトだけが増加していきそうな状況です。なので、オレ個人としては、これまでのどちらかといえば受け身な「CCCD購入を控える」という形から、積極的に「CCCDは買わない=CCCD不買運動」という考え方をすることにしました。その考えに至ったのは、ある過去の事件を知ったからなんだけど、この話の続きはまた次回。



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