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June 12, 2005

ドキュメンタリー映画「Punk: Attitude」

 某所で、日本未公開のドキュメンタリー映画「Punk: Attitude」を観る。

 監督はドン・レッツ。ストゥージーズやMC5あたりからCBGB、UKパンクシーンときて、最後はニルヴァーナまでのフッテージをザッピングしながら見せ、当時の関係者が語るという内容。出てくる連中が全員年とっていてインパクト大! スティーヴ・ジョーンズ(exピストルズ)なんて、どこかの学者先生かと思ったよ。

 リアルパンク世代の中高年なら、すごく楽しめる内容。逆に言えば、今の若い人が見た場合、年寄りの回想でしかないので、つまらないのかもしれない。

 個人的には、スリッツやジェームス・チャンスが動いているのをはじめて見て感動したけど、圧巻はなんと言ってもMC 5。ボーカルがパパイヤ鈴木そっくり! あんなバンドだとは思わなかった…。こうなったら是非、鈴木さんに「Kick Out The Jams」をカバー演奏してもらいたい!!!

 ちなみに、この映画、日本ではどこかの会社が破格の値段で権利を買ったらしいけど、なぜか劇場上映権は無いという話を聞いた。う〜ん、そのままお蔵入りにならなければ良いのだけどねぇ。とにかく万人向けじゃないのがネックだな。



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