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June 14, 2005

映画「電車男」を観た

 漫画雑誌「ビッグコミック スペリオール」の連載コラム「戦車映画」で、吉田戦車氏が表現した「中谷エルメスの、こういっちゃ失礼だがややいき遅れた感じ」がまさにその通りで感動。

 ただ、知人に言わせると、あの服装は普通のOLではあり得ない豪華な組み合わせで、リアル感ゼロらしい…。オレには判りませんが(笑)。

 ストーリー展開自体は、途中からドンドン映画的な飛躍があって、あのテキストを読んだ者としては、ちょっと違和感アリアリだったけど、最後の秋葉の夜景まで逝っちゃうと、「まぁ、こういうのもありなのかも」と思ったりした。映画には映画の「語り方」があるからね。古いけど、コッポラの「ワン・フロム・ザ・ハート」なんてのを思い出したり…。

 それにしても、テレビ版の伊東美咲は、とてもテレビ的なキャスティングなんだろうけど、ちょっと違いすぎる気がする。(まぁ、たぶん見ないからどっちでも良いのだけど)

 ところで、ズルして平日の真っ昼間に映画館へ行ったら、中学生と高校生のデート組ばかりのところに、ぽつんとオヤジ一人でかなり恥ずかしかった。映画が始まる前に待合いスペースで隣にいた中学生カップルの話を盗み聞いていたら、男子の方は伊東美咲の存在を知らないのにホッとしたりして(笑)。



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