archives


June 04, 2005

鳥インフルエンザに襲われた中国の光景

 笹山登生氏のBlogエントリー「ヒト感染の鳥インフルエンザは、本格的に世界流行の段階へ突入」で、6月4日付けの追記として、鳥インフルエンザで死んだ野鳥の死骸写真を掲載したWebページへのリンクが紹介されている(例えばコチラ)。ちょとばかりスゴイ光景だ。異常事態であることがよく判る。

 今、もし中国で鳥インフルエンザのヒト感染がアウトブレイクしたとすれば、世界経済に及ぼすネガティブな影響は半端じゃないはずだ。

 日本企業の多く、とくに製造産業部門は中国へ大きな依存をしてしまっているけれど、何か対策は考えているのだろうか? 日本政府はパニックを恐れて、仮にどこかから正確な情報を入手していたとしても、それをすぐに公開するつもりはないだろうと思われるけど、これだけ中国との行き来が頻繁であれば、検疫体制をしっかりしておかないとアッという間に日本でも流行する可能性がありそうだ。

 日本の報道メディアがこの話題をあまり積極的にとりあげようとしない以上は、海外メディアや、中国へ進出している欧米企業がどう動くかを観察しておくのが重要なのかもしれない。



index

©2003-2005 what's my scene?