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April 26, 2005

ネットデビューしたシンガーがメインストリームへ挑む
Singer breaking from Net to mainstream

 CNET News.comの記事。ネットでデビューし、インターネットラジオで高い評価を得たアーティストのGeoff Byrdが、今度は既存のラジオ局にプロモーションを行い、メインストリーム市場を目指そうという話が紹介されている。

 オフィシャルページからリンクされているCD通販ページでは、CDに収録されている全曲を2分間ずつ視聴できるのだけど、なかなか渋い声でかっこいい。そこに書かれているキャッチコピーは「Think Maroon 5, Gavin DeGraw, Elton John, The Beatles, and John Mayer all thrown into a bowl and mixed together」というもので、確かにそんな感じかも(笑)。

 ところで、CNETの記事の日本語抄訳はいつものようにコチラで読めるのだけど、なんだか意図的に話のニュアンスを暗い感じにしてるようで気になった。

 それから、最後の部分で「すでにレコード会社と契約しているアーティストの楽曲をインターネットラジオでも配信することに興味はないのだろうか」という訳は、原文を見ると「Why not sign artists who have already made it on Internet radio?」なので、完全に誤訳。正しい解釈は「(レコード会社が)インターネットラジオですでに成功しているアーティストと契約しないのは何故だろうか」という感じのはず。

 原文の最後は、以下で締めくくられていて、なかなかポジティブな感じ:
Byrd said he's happy with the new label deal, believing it will give him more creative freedom than a traditional major label, while still having good distribution.

"We feel we can do things outside the box," he said. "Big corporations can't do that."
 でかいレコード会社じゃ出来ない方法でデカイ成功をつかんで欲しいものっすね。



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