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March 07, 2005

ソニー経営陣刷新、出井・安藤氏退任へ・社長に中鉢氏

 朝一番のニュースでビックリ。後任(現時点では予定)のハワード・ストリンガーという人は、アメリカ国籍だけどウェールズ人というのが微妙な感じで面白いかも。

 それにしても、これでソニーの立て直しが予想以上に上手くいった日には、日産のゴーン氏に続く好例となって、「インターナショナルな企業の経営者に日本人は向いてない」というような話になりかねない。まぁ、一番成功しているトヨタの経営トップはまだ日本人だけど。

 さて、今回の経営陣交代劇は当然ながらソニーミュージックの今後にも影響するはずで、BMGとの合併を国内でどう処理するかというあたり、これまでの軟着陸路線から一転してハードランディングな方針が打ち出される可能性も高くなってきた。さらに与太のついでとしては、iTMSへの対応に変化が生じる可能性もあったりして…。

 PS. New York Timesの記事「Sir Howard Stringer: A Career of Crossing Cultures」(閲覧には無料登録が必要)を読む限り、この人の経歴はまさに「百戦錬磨」という感じ。実際、米軍に徴兵されてヴェトナム戦争に従軍までしてたりするし。これは、並みの人間じゃ太刀打ち不可能だから、ソニーの社員は大変かも。



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