オレはあまり興味がなかったので全然知らなかったのだけど、NIftyが主催した「ココログブックスコンテスト」は出来レースだったのではないかという疑惑が一部で盛り上がっているらしい。

　確かに、大賞となる「ココログブックス賞」を獲得したのは、無料で閲覧できるとはいえ、プロのイラストレーターによる絵日記なので、このコンテンツを最初から本として出版することを前提にプロモーション効果を狙っての企画だったのではないかと疑われるのは、いたしかたないような気がする。まぁ、応募規約を読んでも、ココログを利用していれば商用サイトでさえ応募可能な条件設定だから、問題ないのだけどね…。

　あと、ノミネートされながら賞を逃したBlog作者への講評がかなり不満を呼んでいるらしい。確かに、「悪徳不動産屋の独り言」さんで公開されている講評などは、明らかにBlogの内容をちゃんと読んでいない人が書いたとしか思えない内容だったりする。

　Niftyがどんな思惑でこのコンテストをやったのかは判らないけど、こういう話がネットを駆け回る速度が尋常じゃないことは、当のNifty自身が良く知っているはずなので、ちょっと杜撰な企画運営だったかなと思う。