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February 06, 2005

1カ月の謎を推理してみると…

 現時点においては、どうやら海外メディアの方が、今回起きたヤコブ病の件を客観的かつ詳細に報道しているみたいだ。気になる人は、ロイターの「Japan reports human mad cow case」あたりを、翻訳ツールで読むと良いかも。

 で、以下の部分はかなり興味深い:
In all cases outside Europe, victims are believed to have contracted the disease during stays in Britain, but a one-month period would be the shortest stay reported so far, the experts on the health ministry panel said.
 これまでヨーロッパ圏以外でvCJDを発症した人は、全てイギリス滞在時に感染したと考えるのが通説ながら、どうやら1カ月というのは記録的に滞在期間が短いらしい。

 で、これが何を意味するかなんだけど、次に日本生物学研究所の山内一也氏による「人獣共通感染症連続講座 第57回」で、以下のような考察が述べられている:
これまで新型CJD 17人で調べた結果では、すべてプリオン蛋白遺伝子コドン129がメチオニンのホモ接合体でした。 英国では37%の人が、この遺伝子型です(日本人は90%以上)。 これらの人がとくに新型CJDになりやすい可能性も考えられます。
 この遺伝子に関する仮説が立証されると、1カ月の謎も納得できるのだけど、そうするとなんとも怖い話になってくる…。

 ちなみに、以上のネタは全て、あの某巨大掲示板から拾ってきて再構築したもの。こういう時、2ちゃんねるパワーはスゴイ。

 もっとも個人的には、同じ山内氏の講座の第71回で取り上げられている「原始社会での儀式的共食い:クールーの出現」の方がずっと興味あるのだけど(笑)。このあたりの話を読んでいると、BSEは「共食い」が生み出した病気であり、神による裁きなのかと、柄にもなく宗教的な考えが頭の中をよぎってしまった。



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