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December 08, 2004

MP3フォン、韓国で流行中〜著作権問題も沸騰

 ITmediaの記事。「50〜60万ウォン(5〜6万円)という高価格にも関わらず、マルチメディアに関心の高い若者を中心に売れている」というあたりが興味深い。日本の携帯電話端末マーケットでも、今後はこういう高機能&高価格な機種がドンドン出てくるのかもしれない。まずはHDD搭載モデルの登場がターニングポイントになるのだろうね。

 さらに、この記事で注目したいのは、韓国で流行しつつある音楽配信サービスの「MelOn」だ。DRM機能付きなんだけど、PC用にもプレイヤーソフトを提供することで、PC、携帯電話、MP3プレイヤーのすべてに対応しているという点がスゴイ。ちょっと気になるのは、「一度PCにダウンロードした曲の期限は1カ月+7日で、それ以降は利用料金を支払わなければ継続して聴くことができないようになっている」というあたりだけど…。しかも、対抗サービスとして「musicON」が登場していて、こちらもPCと携帯電話の両プラットフォームに対応しているらしい。

 さて、ある程度の規模で着うたフルが普及してしまえば、今度は日本でも韓国のように、着うたとPCの連携を考えるようになるのかもしれない。それが果たして音楽ファンにとって良いことなのか悪いことなのかは判らないけど、iTMSが真っ当な形で上陸しない限り、日本の音楽配信は着うたがイニシャティブを握っていることは間違いない訳だし。



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