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December 09, 2004

映画「End of the Century - The Story of the Ramones」を観た

 以前とりあげた時点でかなり暗い映画であろうことは知っていたので、覚悟して観に行った。

 で、感想を一言で表現するなら、確かに気の滅入る話も出てくるけれど、暗いというよりは、ひたすら「切ない」映画だった。この映画をレンタルビデオで家で一人で観てたらボロボロ泣いたかもしれない…。さすがにいい年こいたオヤジが映画館で泣く訳にもいかない(笑)のでグッとこらえたけれど。映画が終わってお客さんの顔を見てみると、男女問わず目が赤くなってる人が多かったな。

 ロックバンドなんて商売は、本当報われないことばかりなんだろうなぁ。そんなことを言うと夢も希望もあったものじゃないけれど。それでも、ロックしか出来ない奴がバンドを組んで活動を始める訳で、ラモーンズもそういうバンドの1つだったということ。

 余談ながら、ちょうど今、ライブハウス「CBGB」のドキュメンタリー本「THIS AIN'T NO DISCO: The Story of CBGB」を読んでいて、興味深い話がバンバン出てくる。ラモーンズは、どうやら練習の鬼だったらしい。日本語訳の「CBGB伝説—ニューヨーク・パンク・ヒストリー」はどうやら絶版らしいけど、まだアマゾンには在庫があるみたいだ。しかし、どうでも良いけど、この邦題はなんだか大袈裟でCBGBっぽくないな(笑)。



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