ボーダフォンもいわゆる「着うたフル」を提供開始するらしい。で、ITmediaの記事「ボーダフォンの新3Gに『着うたフル』」を読んでいると、面白いことが書かれてあった：

同じ「着うたフル」という名前でもコーデックが異なり、結果としてキャリアによって音質に違いがあることは知っておいたほうがよさそうだ。

　つまりは、パッケージ販売されているCDみたいに、工業製品として一定の品質基準をもってして提供するという考え方は、着うたには端から無いということ。諸事情は理解できるにしても、なんとなく素直に「ハイそうですか、わかりました」とは言いきれないものがあるな。

　まぁ、実のところは、PC用の音楽配信データも同じような状況だし、厳密に言えば、CDだって製造ロットによっては同一商品でも音質が違ってくるし、ましてやプレス工場が違えばまるっきり別物だったりするのだけど…。