「音楽配信メモ」の11月10日のエントリーによれば、ソニーがMoraで購入した音楽データをCD-Rへ焼けるようにコピーコントロールを変更するらしい。ITmediaも同様のニュースを報じている。

　とうとう日本の音楽産業も「緩いDRM」へ移行しつつあるようだ。どこまで緩くするかは、まだハッキリしないけれど、どうやら「黒船」効果は確実にあったのだろう。逆に言えば、外圧が無ければ変わらない伝統は、21世紀の今になっても同じだったということでもある。どうせなら、日本だけ独自の「厳しいDRM」に固執して、世界から孤立してみるのも面白かったのに（笑）。

　それにしても、こうなると、某所で聞いた「来年2月を目途に動いている」という言葉の信憑性も俄然高くなってきたな…。

　ちなみに、うちのパソコン環境はMoraにもiTMSにも対応していないので、実はこういうふうに音楽配信が大々的に普及しようとする状況を個人的には全く歓迎できなかったりする（笑）。まぁ、音楽を聞くためだけのためにパソコンを買い替えるなんてのはあり得ないしね。