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November 07, 2004

おりゃぁ〜、ギター殺人者の凱旋だぜ〜(爆)

 暇だったので、一部で非常に有名な大馬鹿邦題「ギター殺人者の凱旋」の由来がネットのどこかに転がってないかと検索してみた。しかし、残念ながら見つからなかった。ちなみに、この邦題が付けられた可哀想な(?)アルバムはジェフ・ベックの「Blow By Blow」(今はなぜか邦題も「ブロウ・バイ・ブロウ」と無難なものになっていてとてもツマラナイ…)。とりあえず、キャッシュを漁っていたら、名付け親が今は某外資系大手レコード会社社長を務める石坂敬一氏の仕事らしいという、かなり本当っぽい話までは見つけた。確かに、このレコード、当時エピックソニーから出てるのに、ライナーノーツは東芝EMI(当時)の石坂氏がガンガン発言する対談だったりするからな(笑)。

 で、ギター殺人者絡みで面白いものが引っかかった。これまた伝説(笑)のライブ盤「ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン」がそれ。このアルバムは当時日本のみで発売された関係で、海外のレコードコレクターで探している人が結構いたりする。今回は紙ジャケ仕様で完全限定生産とのこと。まぁ、当の本人達ができれば抹殺したいと考えている節がある類の音源なので、音楽的にはどうってことない。ただ、とにかく超絶バカテクによるインプロビゼーションの応酬なので、その手の音楽が好きな人は買っておくと良いかも。欲しい人へのアドバイスとしては、絶対に海外盤は出ないはずなので、高いけど日本盤を買うしかないっす。アマゾンでも売ってるみたいだね:
通常仕様盤:¥3,873
紙ジャケ仕様限定盤:¥2,835
 しかし、この値段はちょっとボリすぎだろう(笑)。

 邦題と言えば、70〜80年代の洋楽タイトルはかなり笑えるのがたくさんあって、あれはあれで面白かった。エアロスミスの1stアルバムのタイトルなんて、原題は「Aerosmith」なのに邦題は「野獣誕生」だからねぇ。最近は、単純に英語を日本語読みして、カタカナにしてるだけでつまらないし、間違った英語の発音を覚えるから教育上よろしくないような気がする。極端にひどい例になると、キングクリムゾンの名曲「21世紀の精神異常者」なんて、「21世紀のスキッツォイド・マン」だからなぁ。これに関しては面白い考察が検索で見つかったけど、まぁ、言葉狩りみたいなのは本当につまらないと思う。



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