「音楽配信メモ」の8月24日の記事を読んで。

　音楽業界では、違法コピーが音楽を殺したと思っている人が多いと思うけど、同じようにCCCDも音楽を殺してしまったということに気づいている人はどれぐらいいるのだろうか？

　個人的には、CCCDというパッケージがノーマルであり、真っ当なCD-DA（音楽CD）が淘汰されてしまった状態にある邦楽シーンは、どんなに音楽が良くても、自分の環境では聞けない（＝再生できない）代物であり、「死んでしまった」状態なんだよね。中にはCD-DAで発売されている作品もあるようだけど、それをいちいち調べるのは面倒だし、逆に調べた結果CCCDでしか入手できないことを知ると、非常に虚しくなるだけだ。

　今後、洋楽も輸入盤が規制されて、CCCDの日本盤しか手に入らなくなるのであれば、オレはもう音楽ソフトを買うという行為を辞めてしまうのかもしれないなぁ…