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August 11, 2004

話題の芸者映画「さゆり」に渡辺謙が出演!

 このニュース記事の注目所は、渡辺謙がまたアメリカ映画作品に出演するという点じゃなくて、主役クラスの女優が全員中国系であるということ。監督のロブ・マーシャルは、「スピルバーグと私の2人が、(ツィイー、リー、ヨーら3人の)作品を見て決定した。日本の同世代の女優と比べても、3人は素晴らしい」とその理由を説明しているそうだけれど、これって裏を返せば、「今時の日本人女優で使える奴はいない」と言ってるようなもんだなぁ…。確かに、主役クラスでちゃんと芝居ができて、なおかつ英語の台詞回しもちゃんと出来るような女優は、今のお手軽テレビドラマに毒された日本にはいなさそうだから仕方ないのだろうけど、ちょっと悲しい話だ。

 そうそう、「ロスト・イン・トランスレーション」を反日的だと非難した人は是非ともこの映画も非難して欲しいね(笑)。でも、きっとその手の人達は、思ったよりも日本の文化を上手に伝えていて良かったとか、また勘違いした見方をするのだろうなぁ。だって、ロスト・イン・トランスレーションを非難してる人って、その比較として「ラスト・サムライ」を取り上げて、なぜか誉めてる人が多かったから。

 まぁ、どうでもいい話なんだけどね…。



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