実はこのニュースを知るまで、既に故人だとばかり思っていた。銀塩カメラの時代が終わろうとする時に、銀塩カメラの世界を究めた偉人の一人が亡くなるというのが象徴的。

　デジタルカメラを否定するつもりはないけれど、明らかに銀塩カメラとは違うものであり、銀塩カメラがこの世から無くなれば、あの独特の「写真」という芸術的表現は二度と戻ってこないように思える。

　合掌…。