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May 25, 2004

トップ企業に強さの誤算--ソニーとNTTドコモ、商品戦略を“軌道修正”

 ほう、こんな事態になっていたんだねぇ。笑えるのは、「メモリースティックが後塵を拝した理由の1つとして、ソニーが単独で規格を厳格に管理していることが挙げられる」って、自分で自分の首を絞めていた点。

 しかし、彼らがここから何かを学んだかと言えば、根っこの部分は相変わらずで、「ソニーは今後、著作権保護機能を重視し、デジタル家電で音楽や映像を記録するメモリーカードとして復権を狙う。バイオでもSDの著作権保護機能に対応せず、音楽や映像の記録はメモリースティックを推進する考え」なんだそうだ、やれやれ…。

 考えてみれば、ソニーって会社は、色々と新しい規格を提唱しては負けるというパターンの繰り返しだ。フィリップスと組んで大成功したCDも、最後の最後に自分の子会社から嫌な終わり方(=CCCD)を仕掛けられているしなぁ。

 そうそう、ドコモの方はもうまったくどうなっても良いです。勝手にやってください(笑)。



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