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May 16, 2004

 朝から雨の日曜日。もしかしてもう梅雨入り?

 しょうがないので、昔のLPレコードをひっぱりだしてきて気怠い時間を過ごすことに。あらためて思ったのは、うちのレコード棚には変なレコードばかりあるということ(笑)。もしかすると、実は究極のレア盤とかになっているのも1枚ぐらいはあるかもしれないな…。

 で、今聴いているのは、ライ・クーダーの怪作「Cross Roads(邦題:クロスロード)」。ライ・クーダーという人は映画のサントラばかり仕事にしていた時期があって、しかも、「何故にこんな映画で?」みたいなことやってるのだけど、これもその1つ。レコード自体の内容はそれなりに意欲作というか、ほとんど素でオーバーダビングなしのスライドプレイを聴けたりとオモロイです。しかし、メインである映画の方がメチャクチャ。主演は「Karate Kid(邦題はなぜかベスト・キッド)」で当時売れっ子だったラルフ・マッチオ、敵役がなぜかスティーヴ・ヴァイ(!)。2人のギターバトルは確か、稲妻が飛び交うド派手なものだったような記憶が…。非常にわかりやすく映画のあらすじを紹介したページがあったので、興味ある人はそちらをご覧あれ。笑えます。

 ちなみに、Cross Roads収録で本当においしい演奏は、サントラ音源をベスト盤風にまとめた「Music By Ry Cooder」で聴けるので、入手を考えるならこちらがお薦め。当然ながら「Paris, Texas」も入っているし。



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