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April 02, 2004
3月31日付けで、通称「レコード輸入権」にまつわる質問主意書の顛末をとりあげ、翌日は絶望感から何も考えられないぐらい放心してました(というのは嘘ですが…)。今日は少し立ち直ったので、今後のシナリオをシミュレーションしてみましたが、さらに絶望的です(笑)。以下、一体何が起きそうなのかを書いてみます:
まず、政府による実質的な輸入盤ビジネスの禁止という声明を受けて、多くのレコード会社は洋楽ビジネスの建て直しプランを検討しているはず。輸入盤の市場価格に合わせてズルズルと値下げしてきた国内盤の価格を、再び邦楽カタログ並みにまで引き上げられるのですから、喜々としていることでしょう。あと、既存の国内扱いがないレーベルなどへの問い合わせ作業も開始しているはず。もしかすると、今回の法案浮上を受けて、金儲けに目ざとい商社なんかが洋楽専門のレコード会社なんてのを画策している可能性もあり。 以上、あえて極端に悲観的な推測をしてみましたが、絶対にあり得ない話とは言えないあたりが怖いです。こんなメチャクチャな事態が起きてしまうのを阻止するためにも、音楽好きの我々としては、出来る範囲で行動を起こす必要があります。まずはCCCDの不買運動の実行。そして、選挙ではこういった法案に疑問や反対を表明している政治家や政党(実在すれば…)へ投票していくことも大切でしょうね。う〜む、それにしても負け戦っぽいな。 |
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