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January 22, 2004

Googleの検索操作で政見発表?
Engineering Google Results to Make a Political Point


 Googleで「miserable failure」と検索すると、ジョージ・ブッシュのホワイトハウス公式バイオグラフィーページが一番にヒットするらしい。ということで、検索してみたら、現在のところその通り。miserable failureってのは、日本語に訳すと「惨たんたる失敗」というところかな(笑)。

 実はコレ、New York Timesのコラムで書かれていた記事が元ネタ(ちなみに、リンク先の記事自体は、無料だけど読者登録しないと中身を読めません)。なんでも「Google Bombing」という遊びで、こういう検索結果が出てくるらしい。日本でも2ちゃんねるの連中とかはもうやってるのかな? Googleの特性を逆用して、意図した検索ワードから特定のページを呼び出す技なんだってさ。

 最初に大ヒットしたGoogle Bombingは、1999年に、「more evil than Satan himself(悪魔よりも邪悪)」というキーワードでMicrosoftが一番にヒットするというやつだったらしいけど、これも笑える。

 ただ、今回のブッシュの件に関しては、保守派が怒っていて、これを機会に自由なインターネット検索の代表であるGoogleをボイコットしようなんていう動きもあるらしい。そりゃ、マジで「惨たんたる失敗」を呼び起こしそうな…。


音楽ソフト、5年連続の前年割れ 不正コピーなど影響か

 業界がその存在の正当性を「不正コピー」に押しつけている、インチキ商品のCCCDが大きな原因なんじゃないの? 少なくとも、オレの場合はCCCDを買う気にはならないから、旧譜在庫(昔はCCCDなんてなかった!)を除けばこの1〜2年国内盤はまったく買ってないもんなぁ。

 悲しいのは、洋楽なら探せば大抵US/UK盤がCDで手に入るから新譜にも手を出せるんだけど、邦楽の場合、ほとんどがCCCD化されてきてるから、もうどんなに欲しい作品でも新譜の場合はこの世に存在しないことにしてる。基本的に洋楽好きなオレだって、数少ないながらも大好きな国内アーティストはいくつかあるんだけどさ…。

 ともかく、通常のCDプレイヤーで100%の再生保証がないパッケージを金出して買うなんてことはあり得ない。これって、車のガソリンを買うときに、そのガソリンで車が100%走るかどうかが保証されていないようなもんだよ。しかも、車が壊れても、その責任はガソリンを選んで買ってしまったユーザーにあるという状況に等しい訳であって、これはかなりメチャクチャな状況なんだけど、CDプレイヤーが壊れても誰も事故死しないからな(笑)。



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