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December 18, 2003
輸入盤を「非合法化」する著作権法改正
しつこいようだけど、またレコード輸入権の話。独立行政法人「経済産業研究所(RIETI)」の上席研究員である池田信夫という人が、12月17日付けのコラムで、レコード輸入権の何が一体問題であるのかをわかりやすく書いています。興味のある人は上のリンクをたどって、コラムを読んでもらうのが一番早いのだけど、以下重要な部分を引用します。 11月14日に発売されたビートルズのCD、"Let It Be...Naked"の国内盤は、ファンに「ビートルズの史上最悪のCD」という烙印を押された。その内容が30年前のマスターテープの焼きなおしであるばかりでなく、デジタル・コピーができないCCCD(コピーコントロールCD)であるため、CDプレイヤーで曲目が認識されない、音が飛ぶ、といったトラブルが多発したからである。おまけに「日本先行発売」された国内盤の価格は、輸入盤より1000円以上も高く、当初は輸入盤が手に入らなかった。今回はインターネットで輸入盤を買うことができたが、いま進められている著作権法の改正が実現すると、それもできなくなるかもしれない。 現在、文化庁はレコード輸入権に関して一般からの「意見募集」を行ってる(12月24日まで)。最終的にはオレみたいな一般人がつたない反対意見を書いて送っても、「への突っ張り(笑)」にもならないのかもしれない。だけど、ここで何もしなければ、ほぼレコード輸入権は成立しそうな気配だ。一言「レコード輸入権は反対です」と書いたメールでも、送るのと送らないのでは雲泥の差があるわけで、この法律が変だなと思う人は、是非とも反対の意志を示しましょう! |
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