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December 18, 2003

輸入盤を「非合法化」する著作権法改正

 しつこいようだけど、またレコード輸入権の話。独立行政法人「経済産業研究所(RIETI)」の上席研究員である池田信夫という人が、12月17日付けのコラムで、レコード輸入権の何が一体問題であるのかをわかりやすく書いています。興味のある人は上のリンクをたどって、コラムを読んでもらうのが一番早いのだけど、以下重要な部分を引用します。
11月14日に発売されたビートルズのCD、"Let It Be...Naked"の国内盤は、ファンに「ビートルズの史上最悪のCD」という烙印を押された。その内容が30年前のマスターテープの焼きなおしであるばかりでなく、デジタル・コピーができないCCCD(コピーコントロールCD)であるため、CDプレイヤーで曲目が認識されない、音が飛ぶ、といったトラブルが多発したからである。おまけに「日本先行発売」された国内盤の価格は、輸入盤より1000円以上も高く、当初は輸入盤が手に入らなかった。今回はインターネットで輸入盤を買うことができたが、いま進められている著作権法の改正が実現すると、それもできなくなるかもしれない。

(中略)輸入権は著作者を守るものではなく、再販による価格カルテルを輸入盤に拡大して、レコード会社の超過利潤を守るものなのである。これは公取委も指摘するように、独占禁止法に違反する「取引妨害」にあたる疑いがあり、いったんCDの輸入規制を認めると、DVDもビデオもゲームソフトも・・・と拡大してゆくおそれが強い。

(中略)音楽著作物の輸入禁止措置を設けている国は65ヶ国あるというが、それは新たに輸入規制を行う理由にはならない。ほとんどの国が農業保護を行っていることが、農業保護を強化する理由にならないのと同じである。各国が協調して国内産業の保護措置を削減しようというWTO(世界貿易機関)の目的を、文化庁は理解しているのだろうか。「他の国もやっているから日本もやる」というのなら、まず世界中で日本にしかない音楽著作物の再販制度をやめてはどうか。

 現在、文化庁はレコード輸入権に関して一般からの「意見募集」を行ってる(12月24日まで)。最終的にはオレみたいな一般人がつたない反対意見を書いて送っても、「への突っ張り(笑)」にもならないのかもしれない。だけど、ここで何もしなければ、ほぼレコード輸入権は成立しそうな気配だ。一言「レコード輸入権は反対です」と書いたメールでも、送るのと送らないのでは雲泥の差があるわけで、この法律が変だなと思う人は、是非とも反対の意志を示しましょう!




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