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March 14, 2003

"I want to be a machine"

というタイトルの曲が昔あった。John Foxx率いるUltravox!というバンドの1stアルバムに入っている。(その後、Ultravox!は、リーダーが入れ替わってつまならいバンドになってしまったけれど…)

その曲を初めて聴いた頃というのは、世の中がまだ何かの可能性を残していた本当に最後の瞬間だったように思える(少なくとも僕自身にとって…)。ベルリンの壁は相変わらず存在し、そのおかげでデビッド・ボウイーは、最高にロマンチックな「Low 」と「Heroes」という2枚のアルバムを残してくれた。そして、ロックン・ロールは既にこの世から抹殺されているはずだった…。

ハイテックという言葉が鍵で、モノクロームが流行だった。最高に金をかけた何もない部屋で生活することが成功の証しであり、夜遊びに携帯電話は全然必要なかった。ボケットベルにいたっては、持つのはとても悲しいことだったりした。

(original: just another day in my life, chapter 1, 1996)



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